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●一回目の初夜よりもえげつないぞ?

last update 최신 업데이트: 2025-05-13 11:02:29

「どうする、大智? これで終わる気か?」

あっ、ズルい。

終わる気がまったくないクセに、俺に決めさせようとしてくる。

言わせんな、恥ずかしいだろ……って羞恥で悶える俺を見たいんだろ。分かってんだからな。

どうせ終わらせようとしたら、奥を揺すってグズグズにして、やめないでって強請らせるに決まってる。

多分、どっちの世界でもコイツのことを一番よく分かっているのは俺だ。

……分からせられたっていうのが正しいけれど。

分かってるからこそ、ケイロの意表を突きたくなる。

俺はニッと歯を見せて笑うと、ケイロの胸にそっと手を当てた。

「……ああ、やっぱり。心臓バクバク鳴ってるな……そんなに俺のこと好きか?」

羞恥のボールをケイロに投げ返してやる。

いつもと違う俺の反応に、ケイロの目が一瞬だけ丸くなり、眼差しがさらに熱くなった。

「そうだな。愛してる」

「躊躇なしでサラッと言いやがって……じゃあ左手、ちょっとこっちに寄越せよ」

俺に促されて、ケイロが左手を俺の顔近くに差し出す。

その手を取ると、俺はケイロの薬指で輝く婚華の指輪に口づけた。

「ケイロ、俺も愛してる……から、終わるなよ。離さずにもっと――あぁ……ッ」

人の話を最後まで聞かずに、ケイロが俺の最奥を貫く。

今まで我慢していたものを一気に吐き出すかのように、ケイロの動きが激しい。挿れただけで大きくイくほど快楽ザコと化した体は、しきりに絶頂を繰り返して歓喜に乱れる。

中がギュウギュウと締め付けるのも構わず、ケイロは俺を穿ち続けて――深々と貫きながら熱を注ぐ。

挿入だけでは届かない所まで満たされた気がした途端、俺は腕と脚の両方でケイロにしがみついていた。

「んんんンン――……ッッ! ……ぁ…&h

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  • 寄るな、触れるな、隣のファンタジア~変人上等!? 巻き込み婚~   ついにお隣さんから異世界へ

    俺たちが話している間に、ソーアさんが庭の中央で手をかざし、精霊たちを集めて光を膨らませていく。今は夏の午前中。空は快晴。すでに眩しい日差しが痛い。そんな中で庭を光らせても目立たないから、周りにこの不審で不思議で非常識な現象はバレないだろうと俺は安堵していた。今までもこんな感じで異世界に戻る準備してたのかな?こっちにまた来る時は、夜じゃなくて昼にしような。この光のせいで、俺、巻き込まれるハメになったんだから。ぼんやりとした半円状の白い光が、俺たち四人が入れる大きさになった時、ソーアさんが俺たちに振り返った。「お待たせしました。いつでも行けます」「よし。行くぞ大智」ケイロは短く頷くと、当たり前のように俺の手を掴み、光の所へ引っ張っていく。「こ、コラ、子供じゃないんだから、言えば俺も移動するって……お前に触られたら、体がヤバくなるんだから――」俺たちの関係を知っているとはいえ、人前でベタベタするのは抵抗がある。しかもケイロに触られると疼く体にさせられたから、恥ずかしさも加わってもう腰の奥が熱い。行く前から羞恥プレイに耐えるハメになっている俺に、ケイロは笑わず、真顔で話を遮った。「しっかり手を繋いでおかないと、転移の際に離れ離れになってしまう。最悪、世界の狭間に落ちて二度と帰れなくなることもある。だから我慢しろ」「マジかよ!? うう……じゃあ、なんとか我慢する」とんでもないガチな事情が判明して、俺の背筋がブルルッと震える。思わず俺からもガッチリ手を握り返すと、戯れにケイロが親指で俺の手を撫でてきた。「責任は着いたらじっくりと取ってやるから安心しろ」「できねぇよ! せっかく異世界旅行できるのに、抱き潰されコースで帰宅なんて絶っっっ対に嫌だからな!」冗談のつもり……じゃないな。ケイロのヤツ、本気だ。全力ツッコミを入れながら、俺は必死に異世界に着いた後、いかにケイロの部屋に連れ込まれないかを頭の中でシミュレー

  • 寄るな、触れるな、隣のファンタジア~変人上等!? 巻き込み婚~   本来の姿が眩しすぎ!

    ◇◇◇赤点補習が終わり、夏休みの半ばにしてようやく俺は自由の身になった。せめて二学期は赤点ラッシュで留年するハメにならないよう、宿題は本腰入れてしっかり進めて終わらせた。だって俺はこれから残りの夏休み中、未知の世界へ旅行に行くのだから。 一応夏休みが終わる前にはこっちに帰るとは言ってたけど、予定は未定。どうなるか分からないから、夏休み終わりの駆け込み宿題ラッシュを今の内にやっておいた。ぶっちゃけ疲れた。神経がすり減った。 でも心はいつになく元気いっぱいだった。ケイロたちの里帰りに同行する――という名目の、夢の異世界ツアー。 俺の場合、後でそっちに移住する予定だから、短期お試し旅行ってところだ。「大智、いってらっしゃい! 圭次郎くんと仲良くねー」パンパンに膨らんだ旅行カバンを肩にかけて家を出ようとした俺に、母さんがにこやかに手を振って送り出してくれる。……仲良く……うん、たぶんあっちでも執拗に仲良くされることになるだろうなあ。ケイロが自分の世界に戻ったら、さらに遠慮がなくなって加減しなさそうな気がする。 まさかあっちの観光とか一切できずに、ケイロの部屋から出られない……なんてことにならないだろうな? そんな爛れた夏休み抱き潰されコースなんて絶対嫌だからな?後で念を入れて言っておかないと――と考えながら、俺はお隣さんへと向かう。いつもなら家に入るが、今日はそのまま中庭へと移動する。 すでに準備を終えていたケイロたちが、俺に気づいて各々に振り向いた。「来たか大智……なんだその荷物は?」本来の姿であるプラチナブロンドの髪をなびかせるケイロが、いつになく眩しく見える。だって格好もこっちの服じゃなくて、軍服っぽい王子様らしい衣装だし、目の色も金色。茶髪じゃないってだけでも違和感を覚えてしまうが、全体的に色味が薄くなって、神々しく見えてしまう。中身は万年俺様我が道まっしぐら野郎なのに。 そんでもって、ケイロがどんなヤツかを散々思い知ってきたのに、普段見ないお堅めの凛々しい姿に俺の

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